PCゲーム中にサブディスプレイで別の作業したい
PCゲーム中にメモとか調べ物とか他のことをしたい。
2019/08/28 仮想化について追記
経緯
スプラトゥーンのキャプチャーを始めていて気づいたが、ロード中に調べものができると何かと便利。
また、特に洋ゲーはわからない単語を調べたりもしたい。
現状持っているPCゲームはすべて画面が非アクティブだと止まってしまうので、こういったことができない。
せっかく2画面あってもあまり意味がない。
画面が止まるだけならまだしも、音がぶつ切りになってしまうのが非常に気になるのでなんとかしたい。
条件
必須
PCは最大2つまで。(部屋も狭いしブレーカーも心配なので。)
また、そのうちひとつはファイルサーバとしてつかう。
そのため、2代の内訳は必然的に
- 常時可動させるサーバ
- 必要なときのみ起動するデスクトップ
という構成にしたい。
理想
サーバはデスクトップとの兼用はせず、基本的に遠隔で操作するようにしたい。(フリーズからの再起動など、不安定な要素を減らすため。)
Linux上の1ウインドウをWindowsとして使える形が理想。
仮想化の一種Parallel Desktopや職場で使ったリモートデスクトップがそんな感じだったので、それをやりたい。
計画1 tese
PCゲームが非アクティブ時に止まるのを防ぐソフトとしてteseというソフトがある(らしい)
http://sorcellerie.jp/software/tese.html
メリット
- PCの構成を変えなくていい
デメリット
- ゲームや環境による?
自分がSkyrimとFallout4で試した限りではゲームのウインドウがリストに出てこなく、設定できなかった。
計画2 ゲーミングPCとサブPCとで分け、サブディスプレイをサブPCに割り当てる
現状の構成は
- デュアルブートのメインマシン(Windows,Linux)
- ファイルサーバ(Linux)
これを
- ゲーム用WindowsPC
- ファイルサーバ兼デスクトップLinux PC
に組み替える。
メリット
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デュアルブートの切り替えの面倒さからの脱却
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他の計画と比べるとハード的にもソフト的にも純粋なWindows環境になるので相性問題がほぼ気にしなくていい
デメリット
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ゲーム機と比べると高すぎるゲーミング専用PCへの心理的抵抗
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マウスとキーボードの切り替えに他にハードなりソフトなり必要
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ファイルサーバとデスクトップを兼用させることへの心理的抵抗
計画 3 メインPCで仮想Windowsを動かす
この記事を書き始めた時点では知らなかったのだが、仮想PCでもグラボが使えるらしい。
ということで急遽仮想化も視野に入れる。
現在デュアルブートで構成しているデスクトップをホストをLinux、ゲストをWindowsという形に再構成する。
ファイルサーバは現状のまま。
仮想化のソフトはLinux上で動き、GPUをパススルーできるKVMというのが第一候補。
メリット
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ファイルサーバはそのまま運用できる
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後述の計画4と比べるとファイルサーバにグラボを積まなくて良い分省エネ
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デュアルブートと比べると併用がしやすく、ゲーム以外にもEXCELで履歴書書いたりするのもやりやすくなるはず。
デメリット
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GPUをもうひとつ買い足す必要がある
GPUをゲストのWindowsに使わせるにあたって、ホストの表示に別にGPUが必要になる。 -
計画2と比べると構築するまでがいろいろと複雑
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マウスとキーボードの切り替えに他にハードなりソフトなり必要
-
デスクトップの仮想化というとだいたいサーバー用途らしく、ホストとゲストを両方デスクトップPCとして併用するのはあまり前例が見つからない。ましてゲーム用となると情報が不足しており、実際にやってみないとなんとも言えないところがある。
計画4 ファイルサーバ上に仮想でWindowsを入れ、クライアント用マシンからリモートデスクトップで利用する
- ミドルクラスのメインマシン
- ロークラスのファイルサーバ
という構成から、
- ロークラスのクライアント用PC
- ミドルクラスのサーバ
に組替える。
メリット
- クライアント用デスクトップとノートPCと、いずれも同じようにアプリケーションを使えるはず。
- 将来的にはサーバを外部に公開することで、家の外からスマホやノートPCで操作できるようにも可能。
- キーボードやマウス自体はクライアントに繋げっぱなしでいいはず
- 何より、いろいろ詰め込んだ高機能(当社比)なサーバと、それをリモートで操作するという**ロマン!**
デメリット
- 消費電力の増加
長時間可動するサーバにグラボを乗せるため消費電力が上がる、少なく見積もっても倍にはなるはず。 - 電源の買い直し
現在のデスクトップの電源はファンが常に全開でうるさいのでサーバには流用したくない。そのため電源もセミファンレスのに買い直す必要が出てくる。 - GPUをもうひとつ買い足す必要がある
GPUをゲストのWindowsに使わせるにあたって、ホストの表示に別にGPUが必要になる。 - 計画2と比べると構築するまでがいろいろと複雑
- リモートデスクトップとゲームの相性問題
Windows 10 Proはリモートデスクトップに対応してはいるものの、少なくともサーバー用ではない以上どこまでサポートされているかが不明。
かといってWindows serverは高すぎて論外。
そもそもリモートデスクトップ上では動かないゲームがあるとか。
今後の方向性
とりあえずはまず計画3のメインマシンに仮想化を導入する方向で進める。
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